まかないのシンプルなくらしブログ

簡単でオシャレな快適生活を目指します

窓にプチプチを貼ると後々剥がれなくなるので注意

冬の断熱対策としてよくとりあげられている窓のプチプチシートですが、

基本的にはワンシーズン位を目安に交換が推奨されています。

ですが、めんどくさかったのでそのまま1年位つけっぱなしにしていたら

外す時にかなり大変だったので、ぷちぷちは冬だけの使い捨て感覚で使用するのが

いいというのが今回得た学びでした。

プチプチの断熱効果はたしかにある

梱包用のプチプチを利用したり、窓専用シートのプチプチを購入する場合など、

使用されるぷちぷちは様々ありますが、

どれもプチプチによって空気を閉じ込めることで部屋が暖かくなるという原理は

おんなじです。

空気は熱を伝えにくい性質のため、プチプチが作り出す空気の層によって、

窓ガラスの熱の伝導を防ぐことができます。

また、プチプチは断熱効果に伴う結露対策や、目隠し対策なども期待でき、

様々な効果を求めて使用する人も多くいます。

1年放置したプチプチはガラスにはりついてしまう

プチプチを約一年間くらい貼ったままにしておいたら、

粘着物が固まってガラス面に貼り付き、全然剥がれなくなってしまいました。

窓全体にプチプチシートを貼っていたので、まるで蜂の巣のような接着剤の跡が

窓一面にびっしりと残ってしまいました。

こうなってしまったプチプチは、剥がそうとしてもなかなかキレイには剥がれません。

爪でひっかいたり、たわしやプラスチックのへらなどで擦り落としたりしても、

プチプチの気泡部分のポリエチレン素材だけが剥がれてしまうことも多いです。

ポリエチレン素材だけが剥がれるということは接着部分は窓ガラスに付いたままの

状態になってしまっているからです。

効果のあった剥がし方

準備するもの

中性洗剤とセスキスプレー、スクレーパーを用意してください。

中性洗剤は台所洗剤でも構いません。

鉄製のスクレーパーとプラスチック製がありますが

おそらく効果が高いのは鉄製の方です。

私はプラスチックでやりきりましたが、鉄製のほうが粘着剤に対して

力のかかり具合が高く取りやすいのだと思います。

プラの場合だと材質が柔らかいためガラスに接触する時に曲がってしまい力が

分散されてしまうようです。

剥がし方

剥がし方は粘着部分に中性洗剤をかけます。

そのあとセスキをスプレーで窓全体に吹きかけます。

あとはひたすらスクレーパーでこそげ落としていきます。

とりづらく感じてきたら再度セスキスプレーをかけ、

またスクレーパーで力いっぱいこそぎ落としていきます。

最初はシールはがしなどを試しながらやってみましたが、

基本的にはセスキや中性洗剤を使用することで、滑りがよくなった状態の粘着部を

スクレーパーで削ぎ落とす作業をするのが一番よく剥がれました。

それに中性洗剤はどのご家庭にも何かしらありますので、

比較的お手軽な方法だと思います。セスキやスクレーパーも100円ショップに

あるので、道具はけっこう安くそろえられます。

作業上の注意点

ネットでは中性洗剤とスクレーパーを使え簡単に落ちていくというような内容で

書かれているものが多くありますが、全然簡単に取れません。

もしかしたら鉄製スクレーパーだと取れやすいのかもしれませんが、

プラスチックのスクレーパーでは全然おちなくて、

1つの窓に2時間以上全力で力いっぱい削ぎ落としてようやくって感じでした。

下の窓部分が粘着部が取れた状態です。

上段部の窓はまだ白い粘着部が残っているのがわかると思います。

まとめ

粘着部分が劣化してしまうとこんなにとりづらくなるとは思いませんでした。

もう二度とプチプチを窓にとりつけようなどとは考えなくなりました。

これならカーテンにテーブルクロスのような厚手のビニールシートを

かけるほうが、経済的だし後片付けやメンテナンスもかなり簡単です。

それとアルミサッシなどにとりつける断熱シートも1シーズンで剥がす方がいいです。

特に100円ショップの断熱シートはどれも粘着部分の劣化が激しく

剥がれなくなっていました。

ホームセンターで買ったものはきれいに取れたので、

粘着テープの質は100円ショップだと悪いようです。

多少値段はかかりますが、取り外したときのことを考えると多少お値段が

高くても時間と労力の割合が高いので、お金はかけたほうがいいです。