冬は窓から伝わる冷気がツラい季節ですよね。
すこしでも快適に冬を過ごせるようになるために、
窓際に立てかけるだけで、外からの冷気を遮断してくれる
ニトリの「冷気ストップボード」を使ってみたのでレビューしていきます。
冷気ストップボードとは
断熱効果の高いポリエチレン製のボードを窓際に立てかけることで
窓と室内を区切り、冷気を窓側に閉じ込めて「コールドドラフト」を防いでくれます。
コールドドラフトとは
冬場に冷たい窓ガラスからの冷気が、暖かい室内に流れ込み、足元が冷える現象。
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へいくため、このような現象が起きる。
コールドドラフト対策としては、二重サッシで冷気の流入を止めるか、
暖房器具を窓の近くに置き、冷気を温める。
※賃貸の物件では二重サッシにするのはなかなか難しいですし、
お手軽に冷気対策するのであればボードを使用するのが現実的です。
冷気ストップボードの特徴
・コストがかからず、収納が簡単
あまりお金がかからず手軽に冷気対策ができるのと、折りたたみ式なので、
冬が終わったら簡単に片付けて収納ができます。
・冷気ストップボードは幅が200㎝あり、窓の幅に合わせてカット調整ができます。
ハサミやカッターで簡単に切れるので、調整も簡単にできます。
・ボードの厚さが8㎜あります。
100円ショップなどでも断熱ボードは存在しますが、8㎜の厚さはないと思います。
それだけ層があついので、冷気の遮断もしっかり行ってくれます。
・ボードに吸盤が3個付属しているので、窓際に立てかける際にとりつけることで
倒れにくい仕様にすることができます。
家に設置してみた場所
冷気ストップボードの200㎝×60㎝を2枚購入して家の3ヶ所の窓に取り付けました。
高さ200cmの引き戸の掃き出し窓
リビングにある掃き出し窓の片方だけ取り付けました。
(両側につけると開けられなかったので)
吸盤で窓に貼り付けているような状態です。
これで開け閉めしてもボードがずれ落ちることもないです。
窓の高さ1/4以上覆われるので、つけた側の窓からの冷気はかなり減りました。
寝室の窓
窓に立てかけています。備え付けのポールと窓の隙間に置いただけです。
ちょうどよくポールがストッパーになってくれています。
実感としては夜から朝にかけて一番寒くなる時の空気が少し緩やかになりました。
子供部屋の窓下
窓の前にボードを置いてあります。
3ヶ所の中で一番効果を感じたのはこの部屋の窓際でした。
窓際にいるだけで外からの冷気がカーテン越しから伝わってくる冷気だったものが
ボードを掛けただけでその冷気がほとんど感じなくなりました。
冷気が一気に遮断されたのが分かりました。
まとめ
ニトリの「冷気ストップボード」はだいたい約600円から1500円のため、
100円ショップの商品に比べてたら高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、サイズも大きくボードも厚めに設計されており、一般的な窓のサイズなら
1枚で十分冷気を遮断できる優れものです。
余ったらジャバラ状に折ったり、切り取って別の窓に貼り付けたりといった使い方も
できるので、使い勝手がいいように感じます。
冷気ストップボードは置くだけで部屋が冷えにくくなるため、
暖房の効果が長続きしやすく、光熱費の節約にも役立つこと間違いなしです。
また、結露が少ないためカビなどの心配もあまりありません。
これから本格的な冬を迎えると、冷気ストップボードの効果をより感じられそうです。
手軽に窓の寒さ対策をしたい方、結露対策をしたい方は、ぜひ冷気ストップボードを
使って断熱をしてみてください。
※ニトリ商品でなくても似た商品はあるので、アマゾンから紹介させていただきます。