生活する中でいつのまにか物が忽然と消えてしまったりすることはありませんか?
私の実家はかなり片付けができない家だったので、部屋が汚いうえに、
物の住所もなかったので、リモコンやティッシュ箱、ゴミ箱など
部屋にあるはずのものが忽然と消えることが日常茶飯事でした。
これは怪奇現象でもなんでもなく、無意識に物を適当に置いているからです。
作業途中に呼びかけられたりすると、その場に物を置いてしまうのと同じです。
物が本来どこにあるべきなのか住所を作るだけでかなり回避できるようになります。
物の住所を決める時のポイント
整理整頓の上で重要になってくるのが、物を本来どこに置いておくのが正解なのか
決めておくことです。決まっていないと、使用頻度が高いものから
適当に置かれていつのまにか行方が分からなくなっていたりします。
物の住所が決める時に必要なポイントがこちらです。
1・物と住所の距離は近くに
物を戻す距離が遠くなればなるほど、戻すのが面倒になりがちです。
物の住所は使用する場所などを考えて、戻す距離が短くなるように作りましょう。
例をあげると、テレビのリモコンなどは日頃よく見る位置に住所を作って、
移動できないようにテープ止めするというものです。
2・物の置き場所に住所を決めたらラベルを貼る
住所があれば物が戻る場所ができます。場所を決めたら、
しっかりラベルを貼っておきましょう。家族がいれば場所の情報共有にもなりますし、
最初は慣れることも考えてラベルがあったほうが住所がわかりやすいはずです。
3・ざっくり収納で取り出しやすく戻しやすい環境
住所が決まったらカゴやケースに入れるだけのざっくりとした収納がおすすめです。
片付けが苦手なひとは細かい収納にしても長続きできません。
簡単に素早くとれる動作回数が少ないものにしましょう。
余談になりますが、リモコンを全てグーグルホームなどの音声入力機器に
動作を登録することで、全作業を声だけでできるような環境にすれば
リモコンもなくせて、部屋がすっきりできるかもしれませんね。
【まとめ】
住所があれば戻す場所と戻す意識を持つことができ、
自然と習慣化し物がなくなることが減ってきます。
最初に住所を選定する作業は骨の折れる作業ですが、出来上がればそこから先は
指定の場所に置いていくだけなので、モノを探す時間がぐっと減って
時間の節約にもなります。