ミニマリストの方で「ゴミ箱を集約してキッチンのゴミ箱一つにしています。
こうするとゴミをまとめるのが楽になる」という話を何度かめにしたことがあります。
あれは本当に楽なのでしょうか?検証してみました。
ゴミ箱を一つにする理由は作業効率を上げるためなのか?
家のあちこちにゴミ箱があると、ゴミの日に家の中をぐるぐる回って集めなくてはなら
ないので面倒ということなのですが、あまりピンときませんでした。
ゴミ箱がないということはその場所にゴミを捨てられないということなので、
ゴミが出たらその都度キッチンまで捨てに行くということなのでしょうか?
ゴミ箱ではなくゴミ袋などに入れて捨てているということなのでしょうか?
ゴミ箱をなくしたほうが楽という方の意見をみても
あまりここら辺の事情を話したがらないのはなぜなのでしょう?
ゴミ箱をなくしてみてわかった事
やってみないとわからないこともあるので、試しにキッチン以外のゴミ箱を
(洗面所を除く)なくしてみましたが、結局各部屋にビニール袋をかけて
燃えるゴミを管理する状態になったので、ゴミ箱を置いているのと変わらない上に、
見栄えも悪くなったのでやめました。
正直あまり効率がよくなったとも思えなかったです。
ゴミの量とごみの種類を考える
それでもゴミ箱をなくして分かったこともあります。
各部屋で一番出されるゴミは燃えるゴミが主であり、
燃えるゴミだけだったら各部屋一週間通してみても
大した量にはならなかったことです。
(洗面所はトイレ+浴室の分もまとめているので、すぐに溜まってしまいます。)
ここから導きだされたことは
・キッチン以外の各部屋にもゴミ箱は必要ではあるが小さな容量で事足りる事
・燃えるゴミ以外はあまり出ないので、燃えないゴミなどが出たときは
その都度キッチンのゴミ箱に捨てる
でした。
ゴミ箱は床に置かなくてもいい
各部屋に置いたのはセリアで買った壁掛けのゴミ箱です。
棚やフックに吊り下げて使用しています。
ゴミ箱は床に置いてあるのが普通かと思っていましたが、
使用してみると、高い位置に小さめのゴミ箱を置くことにしたら、
ゴミは捨てやすく、目線の高さになるためゴミ箱の汚れにも気づきやすく、
ゴミもためにくくなり、いいことづくめでした。
【まとめ】
燃えないゴミや缶・瓶などはキッチンのゴミ箱1つでまとめることはできるが、
燃えるゴミはキッチンのゴミ箱一つでは全てをまかなうことはできません。
各部屋のゴミの量を観測し、適切な大きさのゴミ箱やゴミ箱の代用になるものへ
変更することは可能です。
ゴミが出る量は各家庭で違うと思うので、ゴミ箱を1つに減らすという工程は
どこからどのくらいゴミが出てくるのかわかりやすくなるので、
部屋の使い方や生活スタイルの見直しのきっかけになります。