2021年6月に発売された無印良品のミニ冷風機 USB冷風扇MJ-
WCF1 を購入し、2ヶ月ほど使用したので、レビューしたいと思います。
無印良品の ミニ冷風機とは
無印良品の公式ページには以下のように説明がありました。
「打ち水が周囲の温度を下げるように、タンクに貯めた水が蒸発する際の気化熱の原理
を利用した涼しい風を送るファンです。
専用USB-ACアダプターで動作し、風向と風量を調節できます。
パソコンなどからも給電が可能なので、
デスクワークでのパーソナルな空間にもおすすめです。」
USB冷風扇MJ-WCF1について
[rakuten:mujirushi-ryohin:10004563:detail]
定価は5,980円
電源は電源アダプターがついていて、USBケーブル接続になっています。
形状はマイクロUSBでちょっと古いタイプでした。
本体は無印らしいシンプルなデザインです。
操作方法も丸ボタン一つだけと超シンプルです。
押すたびに風量がHIGH(強)→LOW(弱)→OFFに切り替わります。
使用時間は強で5時間弱で6時間の使用可能。
風向きの調整はルーバー調節つまみを使用して変更可能。
上は35°、下は45°に向きます。つまみでの変更が若干重い感じがします。
タンクの画像を入れる
キャップの画像を入れる
水タンクはL字構造。タンクキャップを開けて、そこから給水を行う。
給水口が小さいので水を入れるのにちょっと気を使います。
説明書には「フィルターに水が浸透するまで約20分かかる」とあります。
思ったより時間がかかりますが、ミニ冷風機はどれもほぼ同じ構造のようです。
水道水以外は使用不可。アロマオイルや香水なども使えないとあります。
ミニ冷風機は湿ったフィルターを通すので、若干独特の匂いがしたり、カビが繁殖する
とかび臭くなりますが、においを消すことはできません。
そういった場合はフィルターとフィルタケースの交換を勧めています。
実際にUSB冷風扇MJ-WCFを使用してわかった事
水を入れわかったのですが、このタンクは水がどこまで入っているのかわかりません。
あえてそうしているのかもしれませんが、ちょっと使いにくいです。
風量の調整が2段階であるのですが、強・弱のどちらにしても
ちょっときになるくらい動作音がします。
冷風機の音がどれほどが普通なのかはわかりませんが、私は気になってしまいました。
涼しさを求めてミニ冷風機を初めて購入しましたが、
期待していたよりも涼しくはないのだなというのが実感です。
あくまでわずかなひんやり感を感じ取るくらいものでしかなく、
卓上での使用で範囲も30センチ以内程度の効果しか感じられないので、
部屋を少しでも冷やせるかなーと考えて買ってしまったのは間違いだったようです。
あくまでミニ冷風機は手や腕などの一部をひやすための物でしかないです。。
フィルターが1年、フィルターケースが2年での交換が目安だそうです。
金額はフィルタ429円 フィルターケース500円とのこと。
金額は比較的安い金額のように感じますが、毎時期交換を考えると
ちょっとお金がかかるなと感じてしまいました。
【まとめ】
USB冷風扇MJ-WCFのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
・デザインや大きさは、無印らしいシンプルデザインでコンパクトにまとまっている。
・5~6時間連続運転ができる。
・フィルター交換の値段が500円くらいなので安い。
デメリット
・作動音が弱でもきになるくらいの音がする。
・卓上使用がメインであること。(部屋全体を冷やせるようにはならない)
少しでも部屋を冷やせるかもしれないと買ってしまったのが問題なのですが、
そういう用途には向いていない商品でした。
他の冷風機について調べてみると、無印の冷風機が悪いというわけではなく、
あくまでミニ冷風機とはこういうものだということだと知りました。
買う前にもう少し製品について調べて買うべきでした。
デスクワーク等の卓上スペースで使用するのでしたら、シンプルで小さい形状なので、
使用してもいいんじゃないかと思います。