3年ほど使用してきたLooopでんきを解約して元の大手電力会社に
戻すことにしました。
すでにLOOOpでんきは2022年6月1日よりおうちプランの料金が値上げされており、
以前は26.4円であった物が28円に値上がりしていました。
それでも元よりも安いかなと思って使ってみましたやはり
7月以降からは大手電力会社よりも割高になっている状態でした。
Looopでんきの料金値上げの原因
Looopでんきの料金が値上げの原因は、エネルギー資源価格の世界的高騰です。
2022年のロシアのウクライナ侵攻によりヨーロッパの天然ガス市場が
大高騰してしまいました。
日本はエネルギー資源の約9割を輸入に頼り切っているので、
電力会社が家庭に届ける電気のコストが増大しています。
Looopでんきに限らず、他社の電力会社でも値上げしているような状態です。
2022年9月1日からは燃料費調整単価の算定方法が変更
Looopでんきは2022年9月1日より燃料調節費単価を、
燃料価格から日本卸電力取引所(JEPX)に連動させると発表がありました。
9月の電気代から適用され、10月に届く請求に影響が出ます。
JEPXとは、日本で電気の売買ができる唯一の会員制取引市場です。
JEPXと連動した電気代は市場によって価格が左右され、
地方電力より安いときもあれば何倍にも高騰してしまう場合もあります。
現在の状況だと高騰する可能性が高いように感じます。
JEPXについてもう少ししりたければこちら
日本唯一の卸電力取引所「JEPX」とは? 取引価格はどう決まる?|SOLAR JOURNAL
※ちなみに燃料価格は電力会社が経済産業省に単価を申請します。
地方電力会社(東京電力)や新電力会社など、ほとんどの会社は
燃料価格と連動させている状態です。
大手電力会社に戻す理由
現状が不安定な情勢なことと、燃料化価格の連動の情報をみたことで
今は新電力会社でより安い所を探すよりも
高騰する危険性の低い大手電力にもどすことに決めました。
今後の価格高騰を鑑みてみると、他社の新規電力会社だと同じような値上げが
起こる可能性もあり、そのたびに色々と考えるのは面倒なので、
値段がある程度緩やかに移行する大手電力会社の方が精神衛生上まだいいから
というのが理由です。
まとめ
LOOOPでんきと大手電力会社との値段の違いはまだ数百円くらいの額ではありますが、
今後はどうなるのかわからない状態では危険を感じます。
今は状況が変化するのを待つしかないかもしれません。