日々の生活の中で節約していく中で高い固定費から改善していくことが近道です。
その中で、ガス料金を削減対象として考えてみました。
もし賃貸でも東京ガスで契約している場合は問題ないですが、
プロパンガス契約していたらぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件はプロパンガスの契約会社を変えることができない
プロパンガスの使用料金は従量料金+基本料金での料金となっています。
基本料金はだいたい2千円くらいですが、問題は従量料金です。
従量料金は契約しているガス会社によって金額が異なってきます。
安いところだと1㎥あたり330円程度ですが、高いと700円ぐらいだったりと
同じガス使用量でも契約会社によって倍以上も支払っている事もよくある話です。
それならば契約会社を変更すればいいんじゃないかと思いますが、
賃貸物件は契約変更対象者は大家のため、借主は違う会社との新規契約はできません。
※料金変更やガス会社の変更などの話は大家さんから話を通すような形のようです。
ですので、賃貸物件の居住のさいに都市ガスを選ぶのが最適解になります。
我が家はTOKAIというプロパンガス会社との契約になっており、プロパンガス1㎥
あたり660円の従量単価が発生していました。
この金額を「プロパンガス自動料金診断」で調べてみた所、高すぎる料金設定
ですという結果がでました。
こちらのサイトからも比較検証はできます。
プロパンガスを使用しないで生活する方法
ここからはプロパンガスを使用しなくても生活の質を下げなくても大丈夫なアイテムを
を紹介していきます。
まずプロパンガスの使用の主な使用先はキッチンのコンロとお風呂です。
この2つを他のもので代用できればプロパンガスは必要なくなります。
まずはキッチンは火を使って物を温めるので、こちらから解決していきます。
IHクッキングヒーター
電気使用なので、ガスがなくても問題なく使用できます。
デメリットは
調理器具をIH対応の物に切り替えなければいけないこと。
熱伝導が違うため、調理に慣れが必要な事です。
カセットコンロ
実は火を使った調理のガス使用量ってあんまり大きくありません。
1ヶ月使用してもガスボンベ6本程度使用で足りるため、
だいたい700円位の料金で済みます。
この方法だとガスの使用感も変わらずにガスの基本料金よりも金額が安くなります。
調理器具も変える必要がないのもメリットの一つです。
なによりもカセットコンロは安いところがポイントです。
そのため我が家ではカセットコンロをメインで使用しています。
災害時にも使用することができるので、使用用途としてはとても広いアイテムです。
カセットコロンロでは2つ同時に料理を作る事はできませんが、
他の家電との併用を考えると、例えばレンジや、電気圧力鍋など代用できるものも
あるので、工夫していけば意外と火をつける作業は一箇所でも問題なかったりします。
※キッチンの蛇口からお湯を使用できなくなりますが、ポットやケトルなどで電気から
沸かす方法やヤカンを使ったりと別のやり方でお湯を作る方法はあります。
お風呂を沸かす 風呂バンス
ガスの使用料金の大部分をしめるのは実はお湯を沸かすという行為です。
水温が低ければ低いほど温めるためにガスを使用して料金がかかっていきます。
こちらも代用の家電製品を使用して解決できます。
使用している代用商品は風呂バンスです。
あつあつのお湯ができあがります。
温度設定は2種類です。
熱め 44度±2度 ぬるめ 40度±2度です。
その他にも湯沸かし・保温機能もあります。
使用時は保温効果を高めるために、保温シートやふたをかけたほうが効率があがりま
す。このままだと、朝にセットしてお風呂を沸かしたりできないので、
デジタルタイマーを購入するかスマートプラグを購入して下さい。
おすすめはスマートプラグの方です。
なぜならばスマホで電源のオンオフの時間設定ができるからです。
毎日タイマーをかけなくても最初に設定してしまえばそれだけでいいからです。
外にいながら時間変更もできるので万が一お風呂が必要なくなった場合でも
簡単に切り替えが可能です。
風呂バンス使用方法
スマートプラグに時間設定を行い、風呂バンスのスイッチをいれる。
湯船に水をはり、お風呂の中にいれて、保温シートまたはフタをする。
これで終わりです。
風呂バンスのデメリット
沸かすのに時間がかかるので、すぐにお風呂に入ることができないこと、
追い焚きができないこと。
それとシャワーはガスからの供給なので、シャワーがあっても冷水1択になることです。
実際に使用してみた実感
キッチンはカセットコンロをメインにお風呂は風呂バンスに切り替えることで
プロパンガスを解約しました。
我が家の場合は冬のガス代だけで最大で1万7千円くらいかかっていましたが、
ガス料金は0円にかわりました。
もちろん電気料金はその分上乗せになりましたが、それでも差額7千円くらいは
まちがいなく安くなりました。
夏場よりも冬場のほうが温度を温める時間が長くなるので、
電気使用料金は上がりますが、代わりに夏場はすごく安くなります。
まとめ
プロパンガス契約を切っても代用品を使えば生活はできます。
ガスがある生活の時のようにボタン一つでお湯をつくることはできませんが、
工夫次第で手間を最小限に抑えれば、生活に支障をきたすほどではありません。
賃貸でも疑似オール電化生活が可能になります。
賃貸の家にお住みの方でプロパンガスの料金に納得がいかないときには
一度試してみてはいかがでしょうか?
初期費用は掛かりますが、毎月1万円近くの金額が節約できるので、
最初の一年で元をとるくらいは簡単にできます。