今日はロボット掃除機について話したいと思います。
ロボット掃除機は、近年、家の中の掃除を自動化するために人気を集めています。
しかし小さな家に住んでいる場合、ロボット掃除機が必要ないという意見もあります。
実際に使用しているのでとても便利なんですが、利点と欠点を紹介していきます。
ロボット掃除機のメリット
掃除の手間が減る
小さな家でも、掃除は日常的な作業です。
特に忙しい日々では、掃除をする時間が取れないこともあります。
ロボット掃除機を使うと、手間を大幅に減らすことができます。
家の中を自動で掃除してくれるので、他のことに集中できる時間が増えます。
細かい場所も掃除できる
家具の下や狭いスペースが多くあります。
ロボット掃除機はそのような場所にも入り込み、綺麗に掃除してくれます。
特にペットがいる場合や、アレルギーがある場合には、こまめな掃除が重要です。
健康面でメリットも
埃やダニが原因でアレルギーや呼吸器系の問題を抱える人もいます。
ロボット掃除機はこまめに掃除できるので、埃やダニを減らし、
健康的な生活環境を作るのに役立ちます。
ロボット掃除機のデメリット
充電とメンテナンスが意外と必要になる
バッテリーで動いているので充電が必要なんですが、
充電場所までいけないことや段差でエラーを起こして動けなくなっていることが
ちょくちょくあります。
更にフィルタの掃除やブラシ交換なども定期的に行う必要があり、
メンテナンス作業は手動で行わないといけません。
音がうるさい
自動で掃除機をかけている間はあんがいうるさいです。
それなりに吸引力を求める場合は最大出力値に近いためどうしてもうるさくなります。
掃除中に部屋で作業を行うのはかなりストレスになります。
ですので、基本は家をあけている間、もしくは使用者がいない部屋だけを掃除する
くらいになります。
掃除が甘い
ロボット掃除機の形状が丸型が多く部屋の角などにはそぐわない形状です。
そのためどうしても部屋の角にはゴミが残りがちになります。
さらに大きなゴミは吸いきれないという問題もあります。
吸引力が強いと言っても通常の掃除機と比べたらかなり弱いため、
少し重たいゴミなどは全然吸ってくれません。
ですので、最低レベルのホコリと髪の毛が取れるくらいの認識でロボット掃除機を使う
のが精神的に疲れなくていいかもしれません。
2社のロボット掃除機を使ってみた感想
ここからはEUFYとILIFEという2社のロボット掃除機をどちらも2年くらい使った上で
比較した感想を書いていきます。
最初はEUFYのロボット掃除機についてです。
EUFYのロボット掃除機は初期タイプを使用していたため、
基本的に無造作に動き回ってバッテリーが切れたら充電に戻るというシンプルタイプ
でした。アプリでの操作なかったので、基本的にはリモコン操作です。
走行力があったので少しの段差なら踏み越えていけるパワーがありましたが、
その分バッテリーの劣化も速く、モーターがパワフルなためかモーターの内部ギアの劣
化を起こしてしまい、うまく動かなくなるという壊れ方をしました。
次にILIFEのロボット掃除機です。
アプリ搭載になりスケジュールやクリーニング履歴が地図で表されることで
ロボット掃除機の管理が楽になりました。
ロボット掃除機本体としてはEUFYのものと比べると段差に弱い印象でしたが、
アプリの地図で掃除区画が管理されるため無駄にモーターに負担を掛けることが
なくなり、内部の劣化が起こりにくくなっています。
2年位使うとEUFYのロボットはだいぶへたっていた上にギアが壊れたりしていたので、
耐久面では上だと考えています。
問題はアプリだった
アプリで管理ができて便利になった反面、アプリがダメすぎて使用するのに
ストレスがかかるようになりました。
何度もスケジュールがリセットされたり、吸引力が1に戻されたりと何もしていなくて
も急に切り替わっているので、現在はアプリにかなり不便に感じています。
問題点としてはアプリがアップデートされてもリセットされる問題がいつになっても
改善されないことです。これは使用者の問題ではなく企業側の対応がされないので、
どうしようもありません。
性能差の比較は別記事にも書いているのでそちらも参考にしていただけると幸いです。
まとめ
ロボット掃除機は、小さな家でも有用なツールではありますが、
必要かどうかは個々の状況によって異なるので、自分の生活スタイルをよく考えて
必要に応じて導入してみてください。
個人的にはあるとかなり便利には感じていますが、アプリが改善されないせいで
ロボット掃除機の管理が煩わしいと今は感じています。