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ズボラ整理収納アドバイザーが実践する快適生活術

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【室外機ルーバーをDIY】100均グッズで簡単DIY ベランダの暑さ・寒さを防ぐ風向き調整法

この時期エアコンの使用頻度も自然と高まりますよね。とはいえ、冷房を入れて快適に

過ごそう

としたら、思わぬ落とし穴が・・・。

それは、「ベランダが暑くなる」問題。

特に我が家のように室外機がベランダの端に設置されていると、エアコンが稼働するた

びに熱風がベランダ全体に吹き抜け、

ベランダに出るのがつらくなってしまいます。

これをどうにかするには室外機の風を上向きにすれば

風が直当たりしなくなるのではと考えました。

そこで今回は、思い切って「室外機の風向きを変える簡易ルーバー」をDIYしてみまし

た。費用は1,000円ちょっと。材料のほとんどは100円ショップで揃えられ、作業も初心

者でも取り組めるレベルです。

この記事では、安く・簡単にできる「室外機ルーバーの作り方」を写真付きで解説。

市販品との比較や、長持ちさせるための素材選びのポイントも紹介します。

室外機ルーバーとは?風向きを調整して快適なベランダ空間に

ルーバーとは、細長い羽板(はいた)を隙間をあけて平行に並べたもののこと。

別名、「鎧戸(よろいど)」「ガラリ戸」とも言われます。

日除け・通風・目隠しなどさまざまな用途で使われています。

室外機用に取り付ければ、排気風の方向を変えて、周囲の空間を快適に保つことができ

ます。

市販の室外機ルーバーは高い?

室外機ルーバーの既製品を購入しようとすると結構高額だったりします。

例えば、イチネンTASCOの「室外機ルーバー(取付台座付)」のような正規品は、

価格が7,000〜9,000円程度とやや高額です。

「風向きを変えるだけでそんなに出費はしたくない…」という方には、

DIYが断然おすすめです。

ルーバーの材料は100円ショップでだいたい揃えられる

材料はだいたい100円ショップのアイテムでそろえました。

プラダンだけは大きくて少し厚めのプラダンが必要なので、ホームセンターで購入。

それ以外は100円ショップで見つけられます。

室外機ルーバーのDIYに必要な材料【費用:約1,200円】

・ワイヤーネット40×40 1枚    ダイソー 110円

・ワイヤーネット40×62 1枚    ダイソー 220円(以前買った物を再利用)

・ワイヤーネット用スタンド     ダイソー 110円(以前買った物を再利用)

・結束バンド  1袋        ダイソー 110円(家で余っていたもの)

・マグネットフック×2個      ダイソー 110円 (家で余っていたもの)

・プラダン ホームセンターで購入 だいたい500円くらい ダイソーにもある

0から材料を集めて作ると約1200円くらいの材料費です。

今回は、余りものを再利用しているので、私が実際に購入したのは

プラダンとワイヤーネット40×40 1枚だけなので、約600円で作っています。

実践 室外機ルーバーの作り方をステップごとに解説

ステップ1:プラダンで羽(ルーバー部分)を作る

・ルーバーの要となる「羽」を作ります。

プラダンを1枚40㎝×15㎝程度のサイズで3~4枚カットします。

・結束バンドを通すため、各羽に6か所(両端と中央)穴を開ける

穴は千枚通しやドライバーで開けるとスムーズです。羽の数は室外機のサイズに合わせ

て調整してください。

ステップ2:室外機側にワイヤーネットを設置

・マグネットフックを室外機の上部に設置。

・そこにワイヤーネット(40×40)を引っ掛けて固定

このネットが羽の土台になるので、しっかりと安定するように取り付けてください。

※大きい方のワイヤーネットが前、後ろが40×40のワイヤーネットになるように

取り付ける向きを間違えないようにしてください。

ステップ3:ルーバー羽をネットに結束バンドで固定

・羽を1枚ずつ、角度をつけながら結束バンドで固定していきます。

おすすめの角度は約45度

結束バンドは2〜3点留めで安定感アップ

・羽と羽の間隔は均等に

羽を斜めにすることで、風を上方向へ効率よく誘導できるようになります。

ステップ4:前面ネットを設置してルーバー完成

・ワイヤーネット(40×62)にスタンドを取り付け

・羽の前側に設置して、ネット同士を軽く連結

最後にフェイクグリーンなどで装飾しても◎

前面ネットとの距離で羽の傾きが若干変化しますが、角度は大きく変わらず効果は十分

です。

室外機ルーバーDIYのメリット・注意点

DIYするメリット

・市販品より圧倒的に安い(約1,000円程度)

・工具不要で簡単に作れる

・自宅の環境に合わせてサイズ調整が可能

注意点と改善のコツ

実際に数ヶ月使って感じた事は、「プラダンは紫外線に弱く劣化が早い」という

ことでした。素材として以下のような素材への変更がおすすめです。

ポリカーボネート板:UV耐性が高く、透明度もある

アクリル板(耐候性):軽量で扱いやすい

長く使いたい方は、最初からこうした素材を選ぶのもアリです。