生活しているだけでも私達は様々な音と一緒に生活しています。通勤や通学、部屋にい
るときでさえも常に何かしらの音が周囲にあるような現代社会。
集中したい時やリラックスしたい時にはなんの音もしないような状況が
欲しくなると思います。
今回はノイズキャンセリング機能しかついていないキングジムのデジタル耳せん
「MM2000」を購入したので、こちらをレビューして見ます。
デジタル耳せんとは
デジタル耳せんは、“騒音は消えて、必要な声は聞こえる”新しいタイプの耳せん。
アナウンス音や呼びかけ声まで聞こえなくなってしまうという、
従来の耳せんが持っていた悩みを解決しました。
どんな場所でもスイッチひとつで、雑音だけをカット。集中したい時、
リラックスしたい時にいつでもお使いいただけます。
商品スペック
[rakuten:hellobungu:10013688:detail]
品番 MM2000
本体色 ブラック
本体価格 ¥8,500+消費税
ノイズキャンセルレベル 最大 -25dB(当社独自の測定法による)
外形寸法 コントローラー部 約W13×D50×H7mm バッテリー部 約W14×D52×H8mm
質量 約17g
電源 リチウムイオンバッテリー
連続使用時間 約50時間(使用条件により変化します)
充電時間 約3時間(使用条件により変化します)
コード長 約54cm
※さらにワイヤレス化を遂げたキングジムのMM3000も存在します。
環境騒音とノイズキャンセリングのレベルについて
仕事や勉強・読書がしたいのに、いろんな「音」が気になってなかなか集中できない。
上手くリラックスできない。そんなことはありませんか?
その原因として、電車の走行音やエアコンの送風音をはじめ現代人を取り巻く様々な”
環境騒音” にあると言われています。
これらをイヤホンに内蔵された小型マイクロホンで周囲の環境騒音を収音しその逆位相
の音を出すことで打ち消す仕組みです。
mm2000のノイズキャンセルレベルは最大−25デジベル
人が不快にならない騒音レベルは50デジベル程度と言われています。
50から60デジベルの騒音具体例
エアコンの室外機や走行中の自動車内やデパート店内などです。
70から80デジベルになるとうるさく感じるようになりだします。
70から80デジベルの騒音具体例
電車や救急車のサイレンの音、蝉の鳴き声といったものです。
これらの音を使用することで、50デジベルあたりに下げることで、
気になりにくい騒音レベルにまで下げることができます。
使用してみてわかったこと
・使い方が簡単
・スマホなどが不要なので、音楽や動画もつかうことはない
・高いノイズキャンセリング機能ではない
使い方が簡単
一般的なワイヤレスイヤホンだとスマホとBluetoothでペアリングするなどの
セットアップが必要になります。
キングジムのデジタル耳栓シリーズにはセットアップは不要です。
耳栓を取り出して耳につけ、パワーオンにする。それだけです。
スマホなどが不要なので、音楽や動画もつかうことはない
勉強や作業中にBGMを流しながら楽しめる半面、動画や音楽の方に
興味が持っていかれてしまうことも。
あえてイヤホン機能がないことがスマホからの誘惑を断ち切ることができます。
高いノイズキャンセリング機能ではない
今回ノイズキャンセリング機能を求めて使用してみましたが、
以前ソニーで使用していたノイズキャンセリング機能付きイヤホンと比べると
効果は薄いかなと感じました。
周囲の音を軽減してくれているのは確かなのですが、通常の生活音ならばその効果を
実感することはできましたが、サイレンの音やパチンコ店内などではその効果は
あまり感じられませんでした。
うるさいと感じるものがすこしだけ小さくなったかな・・・やっぱりうるさいなーって
感じるくらいの効果です。
ですので、ノイズキャンセリング機能にすごく特化しているというわけではなく
使い勝手がシンプルで使い安いノイズキャンセリング機能といったものです。
まとめ
「KING JIMキングジムデジタル耳せん MM2000」は最大−25dBのANC
(アクティブノイズキャンセリング)で人が不快に感じる騒音レベルを
低減してくれます。周りの雑音で「勉強に集中できない」、「作業がはかどらない」
という方におすすめです。
ただし、電車やバス、飛行機などの公共交通機関での仕様などに関しては、多少軽減す
るくらいです。これだけで街なかの騒音が全てシャットダウンされるというわけでは
ないので、ご注意ください。