スマートロックを取り付けてからsesame4の機能を試してみたなかで、
NFC機能がカギの施錠解錠をかなり便利にしてくれました。
今回はiPhoneやアンドロイドスマホに搭載されている無線通信「NFC」センサーを
使用した鍵の開閉設定を紹介します。
NFCとは
NFCとは「Near field communication」の略で、日本語では「近距離無線通信」
という意味です。
簡単に言えばNFCを搭載した機器同士を近づけるだけで通信ができる技術です。
たとえば交通系ICカードのSuica。改札にカードをかざすだけで機器が認証し、チャージ
したお金が自動的に引き落としされる仕組みですが、
これにもNFC技術が活用されています。
NFCを搭載したクレジットカードも登場し、クレジットカードを決済機器にかざすだけ
で支払いができるようになります。
NFCは簡単に通信ができるので、お金のやり取りがスムーズになり、私たちの生活をよ
り便利にしてくれます。
NFCはこうした電子マネーカードなどと同様、極めて近い距離に近づけた時だけ、無線
で通信するという仕組みを実現する規格の1つです。
あまり詳しいことはわかりませんが、無線通信を行うことで簡単なプログラムを作動さ
せることができるようになるみたいです。
iphoneとNFCタグの設定
NFCタグとiphoneの設定をiPhoneのショートカットアプリを利用して、
sesame4にNFCタグをかざすだけで開閉できるように設定します。
1ショートカットアプリを立ち上げます。
2「オートメーション」 → 個人オートメーションを作成をタップします。
3下にスクロールして、NFC をタップします。
4NFCタグの「スキャン」をタップすると「スキャンの準備ができました」とでます。
次はNFCタグ登録します。
5NFCタグをiPhoneをかざして登録します。かざす場所はPhone上部カメラ横あたりの場所です。
6タグに名前をつけます。次へをタップします。
7アクションを追加 → Appをタップ→セサミアプリを選びます。
8解錠のみ、施錠のみ、施錠・解錠の3種がでてきます。
「セサミを施錠・解錠する」をタップして次へ
※設定で、セサミの名前を変更することができますが、もし変更している場合、
このアクションの「セサミを施錠・解錠する」の「セサミ」の名前も同じに揃えておきましょう。
変更していない場合はこのままでいいです。
9「実行の前に尋ねる」をOFFにします。「尋ねない」をタップします。
あとは完了をタップして終了です。
これでNFCタグにiPhoneをかざすとアクションが作動して
鍵の開け閉めをすることができます。
NFCシールの貼る場所について
NFCタグの設置場所ですが金属面に貼ると作動しないということなので、
金属素材出ない場所に貼ってください。
ドアや周辺素材と設置予定場所はあらかじめ確認しておいた方がいいです。
我が家の場合は金属性ではないのでとりあえず適当にはってあります。
sesame専用NFCタグでなくても使用できる
NFCタグはsesame専用のNFCタグがありますが、それ以外のNFCタグでも
問題なく作動できます。
違いとしてはカギのアイコンのマークがついていないのと、
NFCタグに両面テープを貼り付けなければいけないことをのぞけば
何の問題もありません。
NFCタグは10枚くらいセットで売られたりしているので、
購入の際には参考にしてみてください。