キッチンや靴箱などの湿気対策に欠かせない置き型除湿剤。
しかし「ドライペット」や「水とりぞうさん」などの除湿剤以外にも
湿気対策に効果的といわれている「炭八」を紹介してみたいと思います。
通常の置き型除湿剤
置き型除湿剤は、使用目安期間が3~4か月程度のものが多い傾向にあり、
だいたい1シーズンごとに交換が必要になります。
吸湿後に水分が溜まるものがほとんどで、捨てる際には水を排出してから
ケースを捨てることになります。
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炭八とは
炭八の特徴
炭八は通気性のよい不織布の袋の中に木炭を入れた「調湿木炭」です。
炭八の材料は針葉樹の木材(マツ、スギ、ヒノキ等)で、
備長炭の材料である広葉樹に比べて湿気を取り入れる管が太いのが特徴。
備長炭の木炭に比べて隙間が広く、湿気をより多く吸収し、より多く放湿することが
可能で、その効果は備長炭の2倍以上ということです。
調湿力が高いことに加えて、半永久的にその性能を維持する為、
炭八は買替えの必要がありません。
調湿とは
「家がじめじめとしたら吸湿」「乾燥したら放湿」して、家の湿度の調節をすること。
炭八は玄関、寝室、キッチン、リビング、トイレなど、
ジメジメした場所にただ置くだけで調湿して空気を快適な湿度にしてくれる
「調湿木炭」です。
さらに、湿度の調節だけでなく、嫌な臭いも取り除く脱臭力もあります。
炭八の必要な数の目安
公式サイトで数の目安を確認するとこんな感じです。
炭八 室内用
押し入れでは1段あたり1~2袋が目安
炭八 タンス用
内容量は1ℓ
引き出し一つに1本。
下駄箱・衣装ケース・流し台下は2本程度
炭八ミニ
内容量は0.2ℓ×2
靴一足に対して1個を靴に入れて使用する。
他にも押し入れ用3ℓや4ℓ、スマート小袋など種類も豊富です。
※環境によって効果を感じる数は変わってくるので、
あくまで目安として考えてください。
炭八の使い方
湿気やカビ、臭いがきになる場所に置くだけでいいんですが、
より効果的にするちょっとしたポイントをあげてみます。
・なるべく湿気の溜まりやすいところに置く
・完全密封の場所では効果が薄くなるので、扉やフタを少し開けておくと効果的
炭八のメンテナンス
基本的にはそのまま使い続けるだけでも問題ないみたいですが、
できれば一ケ月に1回程度の天日干しを行うことを推奨しています。
使用してみての感想
一ケ月程度、洗面所下に炭八タンス用ショート1つと、他社の調湿竹炭を
一緒に入れて使用していますが、除湿剤を使用していた頃と変わらず
しっかりと湿度が取れているように感じます。
臭いも特に気になるようなものもないので、十分機能していると思います。
個人的にすぐに炭八に変えたほうがいいなと考えたのはキッチン下や
洗面所の水回りです。この2ヶ所は季節関係なく水を使用する頻度が高いため、
湿度が他の場所よりも高くなりがちなので、
高い調湿を行う炭八に切り替えることで手間やお金を節約することができるからです。
【まとめ】
炭八は半永久的に使えることを考えると、湿気取りを毎シーズンごとに
買い替える手間を考えれば、炭八のほうがお得です。
問題なのは値段が除湿剤よりも割高なので、初期費用がどうしても
高くなってしまうくらいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
参考になりましたら幸いです。