長押しは元は日本家屋の和室の鴨居の上に和室を囲むように取り付けられた化粧板のこ
とですが、最近では洋服をかけたり、写真を置いたりディスプレイとして短い長押も
登場しています。
そのなかでもワンバイフォー材で長押がつくれる製品でどちらもとても似ている
「ナゲシレールブラケット」と「インテリアウォールバー」を紹介してみます。
ナゲシレールブラケットとは
ツーバイフォー材を突っ張って柱を作るDIYパーツラブリコで有名な
平安伸銅工業ラブリコシリーズの新商品「ナゲシレール ブラケット KXO-210」です。
ワンバイフォー材・パイン材などを長押(なげし)のように
壁に取り付けられるDIYパーツです。
ナゲシレールブラケットの特徴
壁に取り付けられる
LABRICOナゲシレールブラケットは木壁もしくは石膏ボード壁に取り付けできます。
取り付ける板は長さ最大91mm×厚み15~19mmまでで、耐荷重は10kgまでです。
板が15mmよりも薄いとネジの先が飛び出してしまう危険があるのと、
板が厚すぎると板本体が重くなりすぎてほとんど何も掛けることができません。
板も1×4材だけでなくパイン材も対応できるので、
部屋に合わせて板を考えることができます。
縦にも取り付け可能
長押なのにナゲシレールブラケットは縦にも取り付けられます。
ハンディクリーナーの立てかけ置きとかに使用できそうです。
簡単に板を壁に取り付けられるようになったら、
賃貸住宅でもネジでしか取り付けられないものが
つかえるようになり需要はかなり高いんのではないでしょうか。
インテリアウォールバーとは
アイワ金属製作のワンバイフォー材を長押(なげし)のように
壁に取り付けられるDIYパーツです。
インテリアウォールバーの特徴
壁に取り付けられる
こちらも同じく木壁・石膏ボードに取り付けることができます。
取り付けられる長さは1200ミリ以下のワンバイフォー材。
それ以上の長さにしたい場合は1200mm以下で分割するか、
2セット以上で使用し、取り付けパーツの間隔が1000mm以下になるように設置
することで長くすることが可能です。
1セットあたり耐荷重は10㎏まで。
縦にも取り付け可能
こちらもギターやハンディクリーナーが縦置きされている画像がありました。
【まとめ】
どちらもさせる場所も同じで縦置きも可能のため差はあまりないように思えます。
120㎝以上の長押をつくるならばインテリアウォールバーしかありませんが、
ナゲシレールはパイン材も使えるのが魅力です。
あとは接続部のパーツの違いくらいしか差を感じられません。
金額ではインテリアウォールバーのほうが少し安いです。
オプションパーツはどちらも専用のものがあるので、オプションパーツで
自分が使いやすいものを選んでもいいかもしれません。