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逆性石鹸でトイレや浴室のカビ予防

逆性石鹸は普通石鹸とまったく逆の性質を持つので「逆性石鹸」と呼ばれています。

細菌の殺菌効果に優れ、手指の殺菌消毒から家庭の掃除や洗濯に幅広く使えます。

今回は逆性石鹸の特徴や我が家での使い方を紹介します。

逆性石けんとは

「オスバンS」、「ヂアミトール」、「ベンザルコニウム塩化物水溶液」などの商品名

で 50%、10%、ほか低濃度の水溶液が市販されている薬品を、

水で希釈したものを指します。主に殺菌・消毒に用いられています。

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逆性石けんの特徴

逆性石鹸の成分は「陽イオン界面活性剤」です。

逆性石鹸はプラスに荷電しているので、マイナスを帯びたものを引き寄せよせます。

細菌やカビは、マイナスに帯電しているタンパク質やセルロースが主成分なので、

逆性石鹸を近づけると、細菌やカビの細胞表面に強く吸着し、

細胞膜表面のタンパク質やセルロースを変質させて細胞の構造を破壊し、

活性を失わせます。

この働きが逆性石鹸の殺菌消毒効果の仕組みです。

ただし殺菌できるのは細菌のみに限ります。

ウイルスには聞かないので注意しましょう。

逆性石けんの効果

消毒

オスバンSなどはよく病院の廊下の手指消毒薬などに使用されています。

手指や皮膚・医療機器・家具・医療機器・感染部分などを消毒するのに

も使用されています。

カビへの殺菌

カビの発生を防ぐ効果があります。特徴で説明したように

引き寄せてから破壊するので、カビを一度落としてから、乾燥した状態で

スプレーすると良いといわれています。

逆性石鹸は床、家具、キッチン、食器、冷蔵庫、ゴミ箱、浴槽、トイレなどの様々な場所に使用することができます。我が家では特にトイレと浴室で使用しています。

理由としてはどちらもカビやすい場所だからです。

掃除のやりかた

1.掃除したい場所を一度普通に掃除する

汚れを落とすような能力はないので、先にきれいにしておくのが先決です。

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2.逆性石けんを掃除した場所に吹きかけて殺菌

スプレーボトルに逆性石けんを入れて、浴室は排水溝、トイレは便器内部全体に

吹きかけます。これで終了です。これだけでカビの繁殖が抑えられる様になりました。

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【まとめ】

逆性石鹸は非常に殺菌力が高く人体への刺激が少ないことから昔から

病院や、施設、工場なので器具の殺菌消毒に使われている薬品です。

安全性は高いものですが、原液での使用は危険なので、必ず薄めて使いましょう。

一回の量でたくさん作れるので、値段も安くて、使い勝手がいい除菌スプレーを

つくることができます。

使用方法が参考になったら幸いです。

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